a/”ほ”の時代への提言

2009年3月14日 (土)

”ほ”の時代への提言 ”第22稿 ”ソマリア沖海賊”対策で、自衛艦2隻出港 ’09・3・14

  ”ほ”の時代への提言 安全保障について 第22稿 ’09・3・14  

  米・英・中国など、諸外国に続き日本も自衛艦2隻を出港させました。

  自衛官の皆さまがたの、任務遂行ののち、無事帰還されますように、祈っています。ご苦労様です。

  海賊対策という、国レベルの紛争に対する警護活動ではなく、相手は私兵であるという論理による、警護活動です。

  出動される皆様方の任務に、多大な責務が重なっています。

  国の大切な行動に、人々の生命・財産を守るという活動が求められます。わが国のような、国の外の皆さん方と交流を通じて、成り立っている国は、海によって隔離・孤立しているだけでは、その存立を維持することの困難さは余りあります。

  今、国の周辺で沸き起こっている、動きを纏めて記しておきます。

①中国との国境問題。東シナ海での海底資源掘削に伴う2国間の調整整理です。

②北朝鮮の、核開発・長距離ミサイルロケット発射。拉致事件の解決。

③ロシア・樺太での資源権益開発。及び、北方4島返還交渉。

④韓国との、国境整理確認。

  これだけ、難問山積している国の政治が、腰を据えて対処する構えを示してくれているのでしょうか。

  アメリカの、プレゼンスが弱まることは、一挙に問題の対応をわが国自らの問題として、考えることを強く求められています。

  アメリかの核の抑止力に頼るとする、日米同盟はゆるがせません。しかし、現下の諸問題を、喫緊の課題として、これまたゆるがせにはできません。

  中途半端な、議論だけでは済まされません。

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2009年2月25日 (水)

政党助成金の使途に「シンク・タンク」保有 ’09・2・25脚長おじさん

  ”ほ”の時代稿の締めくくりが終わっていません。

  その前に、補います。

  アメリカは、共和党政権から民主党政権に代わると、沸き起こるように新たな政治の手法についての議論と枠組み作りが始まっています。学者先生がた、実業家諸侯、ワシントンへ参集しています。

  中国は、共産党の理念をいつのまにか、書き換えていると思います。その上で、政治の舵取りを、軍事・経済・社会統治のあらゆる場面で、大きな流れを読み取りながら、適格な手法を選んで進んでいると思います。

  ひるがえって、わが国は、政治の進め方、枠組みは、長年トップを支える官僚組織(明治期以降は勿論、江戸期以前も)がその役どころを担ってきました。優れた人々が支えてきたと思います。

  しかし、今ほど長期のヴィジョンを求められている時期は、ないのではないでしょうか。新聞に出てくるあらゆる論考は、長期的に取り組むべきとされている。それでは、その中身を指摘できるのは、誰が担うのか。

  一朝一石で行えるわけはありません。国の優れた頭脳を、厚遇し、集団で常に戦略的な構想を議論している集団を持ちたい。それを、個々の政党に義務付ける。税金を使うことを認めているのですから、使途に”シンク・タンク”保有を義務付けたら如何でしょうか。

 リスク・マネージメントに、リスクをいつも考えているところがあるだけで、その解決が早まる。

 少し、蛇足気味ですが、先般新聞紙上に”北朝鮮が消滅したことを前提とした”云々の記述がありました。予め考えること、それを常に集団で議論しているところが欲しい。 

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2009年1月28日 (水)

ほの時代への提言 第21稿 地域の国々との関係篇 09年1月28日

    “ほ”の時代への提言  第21稿 '09年1月28日

    ・・・“地域の国々との関係”篇

  中国との国交回復を経て、お隣の韓国との文化的な交流の深まり確認など、近くて遠きはまさに“お隣の国々”です。昨年来のアメリカ発の経済の大きな落込みに端を発し、あらためて、近隣の国々との関係が大切か、お互いの国の中で確認し敢えていると思います。

  日銀が、いち早く地域経済への金融支援を打ち出しましたが、その重要性は、金融にとどまらず、多岐にわたり日を追って増しています。

  今、丁度世界経済フォーラムが主宰する「ダボス」会議が開催されています。勿論テーマは「この度の危機後の世界の形成」を如何にするかについての議論です。

  日本は、金融危機を既に克服している経験がある。このノウハウを発信することは勿論大切です。既に、アメリカFRB‘09年3月に危機の前触れを発信してきた段階で、過去のノウハウをアメリカに提供している。ヨーロッパへも同様である。“ほ”(補佐、補完、補充)の精神は充分に発信されている。おまけに“ドル”のサポートという具体的な動きまで素早く動き出した。

  今は、世界中が財政の出動により、大きな需要の落込みの補填に邁進している。国々の国内での景気対策が最優先されています。しかし、そのサポートには、物作りのノウハウ、省エネルギーのノウハウ、新しいテクノロジー開発、など、日本が充分に“ほ”せねばならぬことが多い。

  何度も同じことを話しますが、日本は一国だけで自立できません。必ず国々との関係を保ち続けねばなりません。そのためのノウハウを沢山持っています。

相手の国が、日本の使い方をわからないことが多い。このことを発想の原点にして、新しい道へ踏み出すべきだと思います。

●韓国とは、あらゆる場面での交流が一気に深まる機運です。

●中国とは、中国自身の国内問題の大きさから、落ち着いた交流の難しさが露呈しています。しかし、中国から見て、日本ほど必要しているノウハウを蓄えている国はありません。北京オリンピックの成功の準備のため、日本の天皇を招聘しようとした時代認識は、結果として是正され日本に対する認識は、あらたまっていると思います。国の中の困難が増すと外へは強くでるのは世の習いです。お隣の大切なパートナーとして、色々な施策を施すことに注力せねばなりません。

  ●インドとは、少し距離があるとは云え、国の中の急激な発展は数々の矛盾をはらみ、それが露呈してきています。ここでも、日本のノウハウが充分に活用できると思います。インド自らも日本へのアプローチを検討していると思います。パートナーとしてこれほど安心できる相手はいないからです。

  ●近隣諸国と大切なテーマに、農業問題があります。日本はこの農業問題を克服し、パートナーとしての地位を揺るぎなきものにせねばなりません。国の中への考えを先にするのではなく、外との関係から中の問題を検討する。発想の転換をしましょう。言うは簡単ですが、考えることをはじめないとなにも始まりません。

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2009年1月24日 (土)

補の時代への提言 第20稿 経済編 通貨自己肥大 09年1月24日

    “ほ”の時代への提言  第20稿  ’09年1月24日

     ・・・経済編への補稿、通貨の自己肥大とは

  先日、エコノミー、エコノミストなど、日本の言葉で理解できている内容と、英語圏で古来考えられてきたエコノミー・エコノミストの言葉の意味の内容の違いに気がつきました。調べはまだ充分ではありませんが、辞書の言葉を頼りに話を進めます。手短に。

  英語圏のエコノミーとは、国(ほとんど王室)の巨額な財産の管理、運用を考えることの意味であろう。したがってエコノミストとは、その財産(金銀財宝、金貨銀貨など、)を使って運用を司る人である。

  金貨銀貨が信用貨幣(紙幣通貨)に置き換わってからは、この紙幣の運用紙幣の数字そのものを大きくすることだけを考える。これが、国の根幹を左右するようなエコノミストの意識の土台にあるとすれば、金融バブルが繰り返されることを与件として受け入れるのは、当たり前になります。

  武力による支配で財貨を収奪し,その蓄積が地域・民族を統べるまでに拡大すれば王室・皇室になる。その王室・皇室の執事に財産管理が任される。それが、エコノミー・エコノミストです。

  イタリア・ベニスの商人が通商貿易で大きく財を成しました。市民社会・都市国家の誕生と歴史で伝わっています。彼らも、大きく集積された銀貨を運用するために、スペイン王室へ貸し与え失敗し没落した。バブルです。

  アメリカの政治体制は王朝ではありません。しかし、エコノミーそのものを考える人の存在を容認することはあるのです。前FRB議長などは、貨幣の運用だけを司る人々、そういう階層を認知しました。市場主義などと言葉は使っていますが、その存在を認めていることでは、ヨーロッパの王室皇室の執事を認めることと変わりはありません。

  このたびのアメリカのバブルは、このような意識集団が、ただただ貨幣の数字を肥大させることのみを専一に考えた結果です。ヨーロッパにも同じ土壌があるわけです。

  日本の人々は、ものを通じて国に貢献し、社会に役立ち、会社の存続に貢献する。始めにものがある。

  日本でも、金融が自己肥大し、一人歩きし、バブルを招いた時期もありました。しかし、日銀はじめ、世の中は、欧米のような、通貨そのものを肥大させる事を仕事と考える素地はないと考えます。芽生えはあったかに思いますが、すでに、抹殺されています。日本の経済・金融に関する基本的なスタンスを左右する“こころ”は揺らいでません。

  この稿を締めくくりの前に綴っておかないと、足許を確かめ、今後の展望を考える道が開けない。

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ほの時代への提言 第19稿 社会保障 ’09年1月24日

      “ほ”の時代への提言  第19稿    ‘09・1・24

     ・・・社会保障の“ほ”

  日本が政治的に安定しない状態が続いています。‘09年は衆議院選挙の年です。世界が金融危機に端を発した経済の大停滞に見舞われています。世界的な需要の落ち込みを、政府機関がカバーする方策がとられています。日本だけが政治のリーダーシップが打ち出されていないせいか、財政面からの景気対策の出遅れが気になります。しかしながら、世界の中で一人”ドル“に対して”円“高を維持しています。経済が目下緊急事態に立ち至っているわけですが、円高を克服し”物作りの優位性“を世界に対する比較優位という面から再確認できると確信しています。

  “ほ”の時代への提言を、申し上げる大きな目的に、社会制度への“ほ”=補完・補充があります。第二次世界戦以後60数年間の、国内政治の統治の不備を見直しし、制度的な補完を早急に行わねばなりません。

  年金制度の補完、明らかに国民負担が増加することは覚悟せねばならないのでしょう。制度を支える官僚の組織的な不備が、目の前にあるわけですが、社会が安定していない国で同じ事が起きたならば、革命、暴動などに至っていてもおかしくありません。それほどの不祥事が頻発したわけです。政治の投影が官僚ですから、新しい政治が社会保障制度を支えるべき組織に克をいれ、後に制度不備の補完を行って欲しい。社会の不安が経済面にも投影していることは、自明となっています。スピードが要求されます。

  教育・医療など、国が補完を行う余地が大きいところへは、より国民目線での施策が求められます。高齢化対策、少子化対策何れもが社会的な制度の補完により、より充実させねばなりません。文部省いや学校の先生がたの目線だけに頼ることなく、なんでも学校のせいにする家庭の目線だけに足場を求めることなく、家庭から社会へ、生れ落ちてから以降一貫して支え続ける、国の人々の意識の高揚を図らねばなりません。

  医療は、“がん”などという完治困難な病気が多くなり、またそれを支える病院・薬事など業界の意識改革は既に緒についていると確信します。政治・行政の目線が人々の目線(患者)に合うことが、スピード増していると思います。物作り世界一の日本が、医療体制においても、その地位を確立していきたいものです。

  どうしても、触れておかねばならないのは、住宅費の抑制です。住宅費と教育費が大きく家計を圧迫し、家計の自由度を抑制しています。おまけに、医療費への投入も負担が増え続けることが懸念されています。この3点は、国が舵取りを行い、企業所得と家計所得のバランスをより強く調整することが求められます。一気に給料を増やすなどとは、今の経済環境で望むべくもありません。実質的に家計所得その支出自由度を高めるために、家計の負担軽減を唱えるわけです。

  いまされですが、明治期以降は“お国”のため、第二次大戦後は企業のため、大きな流れとしては、個人が犠牲を払い、支えてきたと考えてよいと思います。‘90年代のバブル崩壊後、日銀の試算では、個人の金利所得300兆円以上が、企業へのサポートの為に投入されてきたといっている。

  家計のサポートを、社会制度として補完することで行う。これをより強めて欲しいという、一つの観点です。

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2009年1月21日 (水)

補の時代への提言 第18稿 日本経済編#3 09年1月21日

     “ほ”の時代への提言  第18稿  ‘09・1・21

    ・・・日本経済編#3

  人々の暮らしを支える、人々の暮らしに受け入れてもらう、補佐し補完する。このような活動が世のため人のため、ひいては国のために有益な活動として受け入れられて来ました。古来日本の旧家、なりわい(生業)を営んでこられた人々には、この考え方が根っこにあります。しかも今も、もの造りの世界に脈々と生き続けています。それが、国の人々にとどまることなく、世界の人々に受け入れられ、この国を支えてきたのです。

  このもの作りの世界に加わるのが、人々のこころを裏切らない、うそをつかない、のさばらない、数々の形容する言葉があると思います。しかも、それを継続していく。このことが、国の人々及び世界の人々に受け入れられて来たのです。世界にも沢山の優れたものがあります。比べてみれば、日本のもの作りへの信頼が勝り、“比較優位”に立っていると思います。

  経済、物作り・サービスの世界では、このような立場を持続し続けることが、国の根幹を支え続けることとなります。

  しかし、世界の動きはただ人々のこころに根ざす世界だけでは、動けない世界が出てきました。その典型は、地球温暖化対策、資源消費の抑制ひいては新しいエネルギー源への依存度アップ、それへの長期的な取り組みでの新しい試みの開発です。地球規模での希求に対しては、国及び国々の連携により解決策を模索せねばなりません。研究開発投資、実用化へ向けてのサポートなど人々のみに任せては進み方が遅れを取ることが考えられます。

  目下の緊急課題ととして喫緊の課題は、経済危機への対応と、それを潤滑油として支える金融の円滑化です。アメリカの借金をしてでも、ものを買い続けるカルチャーは見直されるでしょう。需要の過大な見積もりは、正常値に早く戻さねばなりません。アメリカン・ドリームを見続けることのむなしさを確認しておきたい。各国は、国の中の需要創出に赤字国債を大量に発行してでも、落ち込みを補填することに邁進しています。日本もまた同じ立場にあります。

  前川レポートが示したような、内需拡大の方向はゆるがせません。人々の気持が前向きに明るさを保ち続けることが出来れば、それだけでも大きな内需振興につながります。まして、もうぼつぼつ論説が出始めましたが、人々の巨額の金融資産の運用益を拡大させる方向は、まさしく内需拡大に誘導されていくと思います。経済編ですが敢えて申し添えます。この行動を裏で支えるのが、国の社会保障制度です。人々が安心して、費消できる基盤整備をすることです。

  国が求められる“ほ”は、地球規模の温暖化対策支援と、その先行投資分野へのサポートです。さらに、個人の利得を拡大させる方策を直接間接に進めることです。

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2009年1月20日 (火)

ほの時代への提言 第17稿 日本経済編#2 09年1月20日

  “ほ”の時代への提言 第17稿  ’09・1・20

   ・・・日本経済編#2

   申し訳ありませんが、この稿では、言葉調べをします。    

  今更と思いながら、国語辞典を開いてみました。

  経済:(「経国済民」、つまり国を治め人民の生活苦を救う意)

  第一義に表れています、社会生活を営むための物の生産・売買・消費などの活動。

  脚長おじさんが欲しかった言葉がありました。2008年3月第9刷発行とある、「新明解国語辞典」第6版からです。

  ところで、と、家の岩波英和辞典を念のため紐解きました。

 “ECONOMY”;①経済、古義:家の処理、家の経済、②共同団体の事業および資力の処理;その技術または学;特に金銭または財政の処理。

  ・・・岩波辞典は原義から説明を始めます。

  今度は、和英辞典から、

  実業;businessu(商業)、inndustry(工業)

  経済;economy;finance

  図書館で、もう少し調べてきます。

  言葉は、意識の表現です。具現です。こちらが考えていることと、異なることが相手方にあることは、しばしば世の中にあることです。それにしても。あれ!あれれ!!です。

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2009年1月19日 (月)

ほの時代への提言 第16稿 国内経済編#1 ’09年1月19日

   “ほ”の時代への提言  第16稿  ‘09・1・19

     ・・・金融危機からの不況に際して(#1)

   未曾有の金融危機に端を発し、世界は同時不況に苦しんでいます。問題が発生した後の対応策は、1990年代以降の日本の諸政策を見据えながら、各国は素早い対応を進めています。人智が及ぶ可能な限りの対応を世界が、同時に進めている。地球が小さくなった。一つのインパクトが、世界へ届くスピードの素早さには、ただただ驚きです。

   その大元は、“お金”という身軽な、世界を股にかけて移動するのに、コンピュウーターの“キー”操作一つで何秒かで移動可能な、利便性の高い存在です。もう耳にたこが出来るほど、聞かされていますから、今更ながらとは思いますが、お金は品物の代わりとして、作り出された信用を土台とした、紙切れです。以前にも申し上げましたが、このお金が、お金のために、一人歩きし、自己拡大、膨張を繰り返す(今回の発明品は、証券化商品と、裏づけの信用保証システム、格付け機関の自己肥大です)。

   お金は、品物の置き換えです。

   勝手な自己膨張が続くと、ある日突然、品物が無いことに気がつくわけです。バブルの崩壊です。人類の歴史上、過去何度も同じことを繰り返してきているわけです。世界を睥睨した、経済力とそれを背景にした軍事力が、裏づけとなり、“ドル”通貨発行の国“アメリカ”が独断で通貨膨張させることが出来てきたことが問題なのです。

   フランスの「サルコジ」大統領の提言、通貨の自己膨張を抑制し、管理し、牽いては世界通貨の創出につながるシステムを構築しようという考えは、世界の伏流水として、検討し続けねばならないのでしょう。

  そんな、世界を取り巻く経済状況の激動期にあって、それにつれて動かされるように、政治的な変化がうごめいています。先の安全保障の“ほ”の稿で長々と説いてきましたが、日本の政治的、軍事的な安定が持続されることの重要性が確認されています。アメリカの“核”の傘の元にあるという、安全保障は、日本を支えているのです。同盟関係にあるからというわけでなく、将来のお互いの役割期待こそが同盟の本質ですから、ただ単に文書化されているものが全てではありません。ただし、今は、アメリカに大きく依存していることはしっかりと認識しておかねばなりません。

  “ドル”への信任をサポートし続けることが、同盟関係維持に必須なわけです。日銀が真っ先に、’08年3月に事前情報に触れ、金融危機の予知があった際に、とった行動は日本のノウハウのアメリカへの通知でした。その後も、日本は世界におけるドルの信認を支えるため、ドル通貨ベースでの資金供給を続けてきました。

   中国は、世界最大のアメリカへの債権国(米国債保有高世界一)をバーゲニングパワーにし、ドル通貨への対抗手段を模索している。日本はがんじがらめで身動きが取りにくい。

   もっぱら、日本はアメリカへの“ほ”(補佐、補完)に明け暮れています。

   それが、“円”価値の高騰につながるのは自明の話です。

   ”円“価値の上昇が、一つの前提として確認し、今や全ての国策を動員せねばなりません。

   いったん、ここで筆を置きます。 

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2009年1月17日 (土)

ほの時代への提言 地球への補 第15稿 ’09年1月17日

   “ほ”の時代への提言 第15稿 ‘09・1・17

     ・・・地球への“ほ”=補完・補充の

  “ほ”シリーズを考え始めたきっかけは、地球環境問題です。

  温暖化の原因になっている、炭酸ガスを地球深くに戻そうという研究であり、実験です。

  数年前には、サステイナブルな経済発展を目指す。持続可能な成長を考えねばならない。でした。

  今や、サバイバビリテイが喫緊の課題です。人口問題、食料問題、エネルギー問題、環境問題。全ての論点がここに集約されています。

  地球に存在する、そこにある“もの”を使うのは簡単です。ただ使うだけ、垂れ流しです。いまだこの付近に時間を過ごしている国も多い。わが国も、戦後急成長を遂げた時には、同じことをやり続けました。環境の悪化、生命の危機(水俣病はその極致)、日本という小さな国の中では、各種工夫により“けり”がついたかの錯覚をしていました。

  しかし、実は小さかったのは“地球”でした。

  小さな地球から、掘り出したり、汲みだしたり、吸い上げたり、人の勝手し放題で、使いっぱなし、やりっぱなしの時代が続いたわけです。

  当然ながら、その補いをせねば、人々の生存そのものが続かなくなる。エネルギー資源などほとんど無い日本は、ここまでの豊かさの元に感謝すると共に、お返しをせねばなりません。それが、環境問題です。地球への“ほ”です。

  国の力を、国の予算を、民間の経済力を、人々の知恵を、またそれらを求めている国々へ、ありとあらゆるノウハウ・力・人の力をこの方向に結集せねばなりません。

  炭酸ガスを地球へ、戻しましょう。

  使わないように、工夫をしましょう。

  これらは、ただ使うだけに比べれば、数倍のコストがかかるでしょう。まさに国の力が求められる。

  次第に、はっきりとしていると思いますが、“ほ”は、大変コストがかかるのです。お金が沢山必要なことばかりです。念の為。

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2009年1月16日 (金)

ほの時代への提言 安全保障の”ほ”締め 第14稿’09年1月16日

   “ほ”の時代への提言 第14稿  ‘09・1・16

     ・・・安全保障の“ほ”締めくくり編

   沢山寄り道をしました。わが国を取り巻く情勢を考え、何をなすべきやと思いをめぐらせました。

   結論めいたことを、申し上げれば、自らの軍事的な力を高める必要が強まっていると思うことです。今までは、アメリカの軍事力の元に、自らを置き、憲法の精神を遵守しようとしてきました。

   脚長おじさんは“安保”世代です。といってもなにもしていません。当時の分析は色々と行われ、皆さんのこころの中に何らかの確信が築かれていると思います。ただ、一言にしてしまうと、人(アメリカ)の下風に身を置くことがいやだった。こんな簡単な言い方ではお叱りを受けるのでしょう。

   しかし、今やわが国は、自らの国を自らの力で守ることを、行わねばならない。これが、このたびの世界不況下にあって、益々はっきりとしてきたことと思います。

   安全保障の“ほ”は、お金がかかります。

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