”ほ”の時代への提言 第8稿 ’09・1・8脚長おじさん
”ほ“の時代への提言 第8稿 ‘09・1・8
今日は今までの本論からそれて、寄り道します。国の安全保障の“ほ”です。
世界の、慌しさについて、気になることを纏めます。
先ずはじめは中国です。東シナ海上でのガス田開発における、開発促進のニュウスには、おぞけがでました。新聞論調は物静かですが、つい先日協定を結び、両国での共同開発を進めるとの合意が、成されたばかりではないのでしょうか。
アメリカ“リーマン・ショック”以降の、中国の対外的な特に対米アプローチの巧妙さには、驚きの連続でした。アメリカ国債の大量保有につき、その資産価値の保全につき明確に一言注文をつけ、アメリカとのバーゲニング・パワーを示す。そのかたわら、国内の政治経済情勢をにらみながら、8%成長という命題へまい進するため、世界最大の外貨保有高を、自国内の対策に振り向けると明言する。日本が、アメリカのドル価値の維持保全に懸命に外向きの協力を行っている時の、中国の対応です。
ソマリア沖の海賊対策に、中国海軍が出掛けるというニュースも、目を見張りました。
そこへ、中国要人の外貨保有をドル資産一辺倒から、ユーロ、円等通貨へ残高をシフトしようとするアナウンスです。
さらに、国連事務次長を歴任された中国の方の対日本観です。アメリカは世界から優秀な人材を吸収・集積する、人的なソフトパワーが世界一だと讃え、アメリカの世界でのプレゼンスを明確に認知している。傍ら、日本観は、世界のノウハウを取り入れ、工夫し商品を開発する力は素晴らしい。要するに、独自に発信する力ではなく、人まねにより生きていると指摘している。
中国の“登小平”政権時代の、鮮やかな国家体制の転進、黒い猫白い猫、ねずみを取ってくるほうが“良い猫”。共産党政権が、思想的な大転換を果たし、今の世界の工場として君臨する元を形作った。その背後の、共産党政権が持つ“シンクタンク”、の優秀さには感銘する次第です。此処には、国の最高の頭脳を集めていると聞いています。
このシンクタンクの素晴らしさは、表には一切出てこないので推測するしかないのですが、この度の経済危機にも、時の政権の対外プレゼンスのスタンスを決めて実行する演出を明確に行っていると考えます。
中華パワーの底力を示している。
中国は、国内経済の建て直しに注力しています。チベット及び旧ソ連邦を形成していた国々と国境を接する、所謂辺境地域の自立の騒ぎ。多民族国家である、体制の保持のため、今やぴたっと情報が国外に出てこなくなっている。
次は、ロシアです。そのあとは中東情勢です。何れも、別項に纏めます。
今日は、長くなりましたので、いったん筆を置きます。
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