同盟国”アメリカ”の変質と、日本の採るべき道 ’08・11・23脚長おじさん
「オバマ」次期アメリカ大統領が動き始めました。
最初に今後の方向性を色濃く打ち出したのが、”温暖化対策”についてです。
地球規模の環境改善は、地球規模の絆を確かめながら進むという意思表示にほかなりません。しかし、方向性は世界のリーダーとして動くとしても、やるべきことは真っ先に自国内の改善です。ようは内向きなわけです。
また民主党政権として、施策を打ち出した諸政策と思われる内容は、やはり色濃く内政重視がでています。GDPから見ても、個人のウェイトが高く(70%以上)減税をはじめ、重点施策はいかに個人の消費支出を元気付けるかということに力点がおかれています。赤字国債を増発してでも財政出動により(金融だけでなく)景気回復を押し進める。
このあたりは、当面の金融危機に触発された景気対策に金融対策だけではなく日本も27兆円もの景気刺激策を打ち出しています。そのかたわら、消費者に向けてのばらまきの見返りにすぐさま、消費税の増税がこえだかにさわがれていることとは大違いです。
アメリカが内向きになれば、その分外での活動は鈍ります。同盟国日本に、従来以上に諸要求が追いかけてくることは、間違いないことだと思います。
日本は、既に新興国との連携について、強く意識した動きをはじめています。APECで、貿易障壁の撤廃を目指した動きも強まっています。日本は、はっきり言いますが従来の農業問題に関する考え方を変えてでも、他国との絆を強めることが大切と思います。地球規模での景気対策といっても、全てを網羅するわけには行きません。
資源小国の日本は、いつも必要なものを取り入れ、世界に受け入れられる形に変えてお金を稼ぐ。いつまでたっても、一人では立ち行かない。
アメリカは、軍事力と経済力を背景に、世界に君臨し自国通貨も世界通貨に認めさせてきました。精神的には、自由と人権を守ることを標榜し、世界のアイデンテテイーとし、その地位を維持してきました。
しかし、”うそ”(金融で裏書についてしてしまった)に裏打ちされた人々の行動を信用するようになるには、相当に時間と工夫が必要です。
オバマ次期大統領は、なんとか世界に君臨するアメリカの地位を守りたいと打ち出した”温暖化対策”は、基本は内向きな施策のために、自国の内部で収斂せざるを得ない方向に進むと思います。
同盟国として、なすべきことをなし、日本の進む道を形作るために、自らの足許を強く固める施策が求められる。
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